第3回鹿児島ABAラボ レポート②

第2部 松岡弘修先生の【ABAで行う療育】
大変貴重な内容のご講演でした!!
松岡先生のご講演は、難しい内容でも、シンプルに分かりやすく入ってきます。
心から、沢山の方に聞いていただきたい!!と思える講演でした。
私は、非常に感銘を受けております!!

大前提のお話として
①ABAは具体的な行動を学習してもらうこと
②言葉は言語行動と捉える
③行動分析学は、科学的な心理学である
と教えていただきました。

以下はほんの一部を抜粋です。

学習とは「どんな状況で、どうしたら、どうなる。」を学ぶことです。

行動の「頻度」を変えるパターンを考えます。1年に1回の行動なら変える必要はない可能性が高いです。
行動を捉えるときには、「頻度」を考えましょう。

行動が続く場合には、必ず強化子があります。強化子がない行動は続きません。
強化子は行動を引っ張っていってくれるものです。
強化子は強ければ強いほど学習が速くなります。それは動機づけができているからです。

言語行動として大きく4つ(マンド、タクト、イントラバーバル、エコーイック)に分けて考えます。

音声模倣は全ての言葉の基礎。最初に教えることが重要です。そのためには、動作模倣がきちんとできないといけません。
言葉は「働き」として教えることが重要。pecsなども上手に利用する。

まだまだたくさんのことを教えていただきました!
すぐに実践に活かせる内容ばかりでした。本当にありがとうございました。