登校を嫌がる新1年生への対応

息子が新1年生の久保です。
うちの小学校は集団登校が規則です。朝から「さみしい~」と言いながら、だらだらと朝の準備に取り掛かるのですが、登校班と一緒になればスイッチが入るようで高学年の子ども達と一緒に通学しています。今のところは。

そんな様子を自宅ベランダから眺めていると、遅れている登校班がありました。
どうやら新1年生が登校を嫌がって立ち止まったらしく、最終的に保護者が出てきて対応していました。
こんな時の対応は難しいですよね。

 行動分析の観点からだと、登校途中で帰宅するという「結果」ができると、子どもは今後も「帰りたい!」と言い出す可能性が高くなると考えます。
「心」に着目しないというのが行動分析の特徴ですから、「登校する」という目的を達成させるためには「登校した結果」が沢山積み重ならなければならなりません。
そのためには、お子さんが泣こうが、嫌がろうが、母親同伴でも、粛々と日々の登校経験を重ねないといけません。可哀そうですが。

だからといって、叱ったり、自宅から追い出すという方法は倫理的に間違った方法です。
どこまでだったらできそうか、スモールステップで考えてもいいかもしれませんね。

上手くできるようになると親子の成功体験にきっとつながるはずです。