逆上がりの指導のコツ

前職は理学療法士だったので、障害のあるお子さんの運動療法を担当していました。病院の中に鉄棒というのも珍しいと思いますが、私の場合、鉄棒を使ったプログラムも取り入れていました。

遊具としての鉄棒は、幼稚園や保育園に無かったりするので、子ども達が逆上がりができるようになるのはだいたい就学前後になる印象です。我が子の場合、3人中2人が就学後に習得しました。

先日、逆上がりを教えるコツについての動画を編集したので、少しこちらでも紹介したいと思います。

色々端折りますが、新しいスキル獲得には繰り返しの練習が必須です。そして、子どもは失敗に弱く、あきらめやすいので、手伝い付でも成功させることが教えるための最初の一歩となります。

逆上がりを指導のコツはこれです。我が子の通う学校には逆上がりを容易に成功へと導いてくれる便利なツールがあります(名前はしりません)。

これなら成功させやすいですよね。しかも視覚的に色分けされているので、だんだんと手助けを間引くスモールステップの段階も踏みやすくなります(プロンプト・フェイディング)。

子どもに逆上がりを教えたことのある保護者さんなら、口頭で教える難しさについてわかってもらえると思います。「肘を伸ばすな!」と言ってもなかなかできるものではありません。

でもこれなら肘を曲げたままの逆上がりを手伝ってくれます。

青色のプレートを使って成功体験を積んだら、次は黄色に移行し、失敗が続くならまた青色に戻ります。そうやって繰り返しの練習を重ねることが、後々の単独逆上がりの成功につながります。

お子さんの逆上がり練習でこのツール(名前はやっぱりわかりません)見つけたら、是非活用してみて下さい。

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Hanaichi