親子療育CORDは専門知識を持つスタッフが、発達に課題のある未就学児を対象に、個別指導・家族支援を行う母子通所もできる通所型の児童発達支援事業所です。

未就学児向け児童発達支援のご案内

専門チームによるオーダーメイドの個別療育
私たち「親子療育CORD」は、発達に特性のあるお子さま一人ひとりに最適な支援を提供しています。
専門家チームが連携し、ご家庭とも協力しながら、お子さまの可能性を引き出す療育を行っています。
サービス内容
- ABAに基づく個別支援
- 親子で参加できるペアレントトレーニング
- 言語・運動・社会性など多面的な療育プログラム
利用時間
- 1限目:9:00-10:30
- 2限目:10:30-12:00
- 3限目:13:00-14:30
- 4限目:14:30-16:30 ※療育時間は送迎サービスの有無によって変動します
- A(Antecedent:先行条件):バナナを見せる
- B(Behavior:行動):子どもが「バナナください」と発語する
- C(Consequence:結果):バナナがもらえる、褒められる
- A(きっかけ):「ばなな」と言う(部分的なヒント)
- B(行動):子どもが「ばっば」と言う
- C(結果):バナナを渡す、笑顔でほめる
個別療育によるスキルの教え方
1. どのように教えるのか(行動後の「結果」に着目する)
私たちは、行動がどのように増えるのかを「行動の後に何が起きたか」に注目して分析します。
ABA(応用行動分析)では、行動が繰り返される背景には、行動後に得られる「良いこと」や「目的の達成」があり、
その行動が増えることを「強化」、行動が増える結果のことを「強化子」と呼んでいます。
2. 教え方の基本
行動の流れは「ABC分析」と呼ばれます。
このように、子どもが「バナナ」と言ったあとに良いことが起きると、その発語は強化され、今後発語する可能性が高まります。

3.段階的な教え方の例(プロンプトの活用)
ABAでは、発語や動作などを教えるとき、子どもが成功しやすいように「ヒント(プロンプト)」を与えます。
たとえば、「ばなな」と言ってほしい場合:
これにより、「ばっば」と言う行動が繰り返されやすくなり、少しずつ「ばなな」という発語に変化させやすくなります。この一連の変化をシェイピングと呼ぶテクニックで実施していきます。
